連日の雨、さすがに夕方に屋外で長時間ウロウロなんて出来ません。社会人俳人は、こんなときどんな風に吟行されているのか。句がもう少し欲しい、というわけで俳壇賞は締切にギリギリになります。今日は俳誌『舞 平成27年9月号』を読みました。
しやうがないで終はる会話や更衣 榊原紘子
廊下から赤子の声す夏期講座 陰山恵
青梅雨や厨に戻す哺乳瓶 関 波対子
炎帝を逃れ風神雷神門 江澤健二
十二年ぶりに会ふ友豆名月 綾部宏子