まいにち電車内で新聞ではなく、俳句雑誌を読んでるのは、おそらく私だけでしょう。さすがに分厚い句集は、鞄に入りにくいため家で読んでます。これでもまだ俳句結社の編集部よりは読んでないはず(片手間ではとても無理)今日は昨日、届いた俳誌「舞57号」を読了しました。
寒禽や日当たる方へ道をかへ 山西雅子
若菜野に恋の破れし姉の靴 小川楓子
湯豆腐や闇にかすなか波の音 中村草馬
子の一生見届けるとは青木の実 古橋千代
神木を十歩はなれて初写真 榊原紘子
コンドルの檻の前なる日向ぼこ 藤田かをる